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Ms. OZ (オズ先生)
profile
2015年、200坪余の雑木林に自ら手を入れ、自然をいかした裏庭として再生。野鳥、昆虫、樹々、植物たちの生態系を守りながら庭づくりを始める。2017年から、築30年の自宅を reading room と work space にリノベーション、「オズハウス」として起動に至る。2020年のコロナ禍では、主宰する話し方教室の生徒とともに、自然農園 compact farm づくりに着手。自然との暮らしを楽しみながら、共生とコミュニケーションという壮大なテーマを探求中。ワークショップを通して考え方、生き方の転換をコンサルしている。
talk studio Harmony Bureau 代表
「オズ先生の開運話し方教室」運営
話し方コンサルタント、MC、朗読家、ナレーター
ごあいさつ
あなたの「こころの隠れ家」になれますように
世界は みどりgreen!
はじめまして。「巣・づくり」blog のサイトにお越し頂きありがとうございます。
突然ですが、今、あなたの日常は「なにいろ」ですか?
もしかしたら、コロナ禍で「グレー」という方もいらっしゃるかもしれません。
今から7年ほど前、私は、仕事も生活も順調でしたが、人生の岐路に悩み、この裏庭に立っていました。庭は廃墟となって森林化していました。何か大切な問題を先送りしているようで、私は、まず足元の草を抜き、そして枝を掃いながら、鬱蒼とした林に分け入っていったのです。毎朝5時に起きて庭を再生し、仕事に出かける日が2年ほど続きました。ある日、林の中で朝陽を見たとき、私は、問題には必ず出口があることを実感したのでした。やがて、手伝ってくれる人が、ひとりふたりと増え、ここを拠点に仕事をしていくことになり、家をリノベて、小さな自然農園を作るまでになりました。
あの頃の私の世界が、もしも、実は「グレー」だったとしたら、今の世界は、きっと「みどり」です。人間ですから、困難と思えることもありますが、この庭と暮らすようになって、いつでも身体に風が通っているように感じます。私は言葉に関わる仕事をしています。そのひとつに、話し方の教室をもっていますが、自然の中で思い出すのは「奇跡の人」のラストシーンです。庭で、溢れ出す水の冷たさに、ヘレンが世界のすべてのものに名前があることを知った、あの名場面。サリバン先生は私の教育の原点でもありますが、このオズハウスでのワークショップも、毎回、机上にはない気づきを与えてくれます。
私も、ここでは、ひとりの人間として、訪れるすべての人たちと関わっていきたい。
そして、さらには、掌に乗る小さな虫や、言葉をもたない草花たちとも、対等に語り合える世界を作っていくことが私の夢です。
この blog が、今という時代に、読んで下さる皆様の、心のビタミンに少しでもなって頂ければとても嬉しく思います。
こころの隠れ家 オズハウスにて
Ms. OZ