清和源氏発祥の地、川西市みつなかホールでは、
源頼光没後1000年を記念して、能公演が開催されました。
私は、カゲアナをさせていただきましたが、
通常、能舞台で行われる神聖幽玄な世界を
ごく間近に感じさせていただきながらのお仕事は、
とても勿体ないような思いでした。
しかも、今回は
「大江山」といえば、酒吞童子を退治した源頼光の武勇伝。
また「巴」といえば、女武者として名をはせた巴御前の物語で、
女性が主人公の修羅能唯一の作品。
あまりに魅力的な登場人物の二作品に加えて、
間狂言は、善竹家「昆布売り」、仕舞二番という
能楽のフルコースでの上演で、見応えたっぷりすぎでした。
迫力あり、笑いあり。
開演から3時間を過ぎて、劇場を出たときには、もう真っ暗。
それでも、まだ耳に残る邦楽の音を楽しみながら
夢、いまだ冷めやらずで家路に着きました。
皆さま、お疲れさまでした。
Ms.OZ こころの隠家 オズハウスにて
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