世の中には、不思議なご縁があると思いました。
いろいろなお客様から、話し方や朗読についてのレッスンをお受けするのですが、
今回は、「教本の読み方を教えていただきたい」というもの。
その方は僧侶で、そのご宗派の教本を人前で説法されるにあたり、
御本の朗読を学ばれたいということでした。
朗読をするためには、発声やアクセントなどの技術的な面だけでなく、
作者の意図や、登場人物の心情などを読み解くことを学んでいきますので、
教本といえども、同じご指導をさせていただいたのです。
すると、受講された方は、これまでにない教本との出会いをされたらしく、
よりお親しく、より深く、教本に向かわれ、
ご自身の使命に気づきなおされたそうなのです。
結果、一期一会であったはずの出会いが、
お持ちになられた一冊をすべて読み解かれるまで
レッスンをご継続されることになりました。
こうなると、
私もまた、じっくり腰を据えて、
白紙になって、御本と向き合わねばと思っておりますが、
お時間をかけて、読み進めて参りますのには、2年近くかかります。
とはいえ、
法師に仕える悟空のお役目を仰せつかったわけですから、
その方がすべて読破されたあかつきには、
私は、
ただのサルになっているかもしれませんね。
Ms.OZ こころの隠家 オズハウスにて
オズ先生の門を叩いた人”あるある”ですね。
一期一会のレッスンから、深掘りする喜びや、今までの違和感に気づいてしまったのですね。
僧侶様も、オズ先生との試行錯誤で豊かな感性との出会いが始まりますね、📖
いや~ ジャンルだけに、謙虚に真向くことが大切だと思ってます。
でも、楽しみです。私自身も勉強させて頂くつもりで、ご一緒させていただきます📚