昨日、今日と、みつなかホールでは、市民オペラが上演された。
それも史上最強のプレイボーイ「ドン・ジョバンニ」
モーツァルトの天才的な音楽と、
魅力的な登場人物たちが繰り広げる痛快な作品、
こんなときだからこそ、
暫し、華麗なる世界に浸りたい。
と、痛切に思いながらも、そこはカゲアナの宿命、
客席で観ることは叶いません。
みつなかオペラは、
19991年に川西市民オペラとして発足後、
今年で第30回。
私は、第6回の「カルメン」以降が記憶にあって、
その間、みつなかオペラは、
「市民オペラ」から「みつなかオペラ」へと名称も変わり、
数々の賞を受賞し、上質なオペラへと進化を続けている。
毎年、みつなかオペラにご一緒させて頂く度、
その歴史とともに、自身の越しかたも振り返ることになる。
私の、みつなかでのカゲアナ歴も、長い。
継続は力なり。
あまりに、ありきたりな言葉だけれど、
毎年、新鮮な気持ちで、その事実を受けとめる。
進化とひとことで言っても、
飛び猿のように、点々と渡りながらひとりで
ポジションを上げていく人生もあれば、
同じ場所で、変わらない顔ぶれで、
それで何十年も進化し続ける人生もあって、
それには、それぞれの人たちが、
ともに成長し続けられる個としての強さと、
その信頼によるチーム力が
なければできうるものではない。
私が、みつなかオペラを好きなのは、
きっと、そういうところ。
「ブラボー!」
声さえ出せなかったけれど、会場からは
今年も心臓を突き破るような
鳴りやまない拍手が続いていた。
Ms.OZ こころの隠家 オズハウスにて
コロナで自粛されている影響で私もライブや映画はしばらく行ってなくて寂しい思いをしています。何十年も続けていくことで伝統が作られていくのだと思います
何かを始めるのは簡単です。しかし続けることは簡単そうでむずかしいのです
私も今続けている事、仕事、趣味を長く続けたいですね
そうですね。今は、みんなが不自由なときですね。でも、だからこそ、やめないこと、続けることが際立ってくるときともいえますね。ラクにいかないときこそ、その真価がわかるものです。ホンモノの人になって下さい。