北海道からやってきた
とびきりたくましい大根たちで
甘酢漬けをつくりました。
わたしの母は、生前、
いろんなお漬物を作ってくれたけれど、
教わらないままに亡くなってしまったので、
母の友人で、私も学生の頃から
親しいおばちゃんに
教えて、って言ったら、
去年、うちに来て教えてくれました。
最近は、YouTubeでかんたんにわかるけれど、
それは、作り方だけなんだよなあ。
わたしは、
「おいしくなあれ、おいしくなあれ」
と、つぶやきながら塩を振っているおばちゃんの
ちょっと太くてやわらかい指とか、
漬け終わったあとで
おばちゃんと飲む、湯のみのあったかさとか、
そういうものも、ちゃんと覚えておきたいから。
だから、お台所しごとは
となりで教えてもらうのが、好き。
そんなことを、考えながら、
ていねいに、ていねいに、
故郷の土を落として、洗ってあげます。
まずは、ここが肝心。
・・・なあんて、おばちゃん仕込みだな。
塩で漬けたら、
このあとは、水があがるまで
しばらくおやすみ。
次の暦が待ち遠しいです *^^*
Ms.OZ こころの隠家 オズハウスにて
私はもっぱらネットで調べて料理を作りますが、全然レシピを覚えていないです。
きっと横で一緒に作ってもらったら、物覚えが悪い私でももう少し覚えてるのではないかなと思います。
おばあちゃんの「おいしくなあれ」のおまじないが優しくていいですね♪
すてき! おまじないだったんですね *^^*
私も、ネットも見ますよ。かんたんなレシピや、新しい発想があって楽しいですね。
でも、教わるっていう体感的な記憶は、まつさんがおっしゃるように、またちがった、思い出みたいなものが料理といっしょに残りますね。